【掲載記事】足元から整える健康習慣 おとな美人にこそ大切なフットケア|THE PROFESSIONAL WEDDING 2025年冬号

美人化コラム

『THE PROFESSIONAL WEDDING』2025年冬号の連載「ココロとカラダの保健室×美人化計画」に、フットケアについての記事が掲載されました。

今回お話を伺ったのは、看護師・福祉爪ケア専門士®の門間公実さんです。

門間さんは、看護師として忙しく働きながらフットケアや介護美容を学び、病院勤務のかたわら、高齢者施設などで実際のケアにも携わっています。医療の現場で経験を積みながら、学んだことを必要とする人へ届け続ける、まさにスーパーウーマンです。

立ち仕事やヒールで足が疲れる、冷えやむくみが気になる――。足元は、私たちのカラダを支える大切な土台です。今回は、今日からできるフットケアと、足のトラブルを防ぐためのポイントを伺いました。

フットケアは美容だけではなく、健康の土台

フットケアというと、ネイルや見た目を整える「美容」のイメージを持つ方が多いかもしれません。

しかし門間さんによると、足や爪を整えることは、歩きやすさや活動量にも関わります。実際に、厚くなった爪や巻き爪などをケアしたことで、「足が軽くなった」「歩きやすくなった」と感じる方も多いそうです。

足に痛みや違和感があると、知らず知らずのうちに歩くことを避けたり、不自然な姿勢になったりすることがあります。フットケアは見た目のためだけではなく、カラダ全体を支えるための健康習慣でもあるのです。

まずは清潔と保湿から

毎日のケアで最初に意識したいのは、足と爪を清潔に保つことです。

爪の周りは、柔らかいフットブラシや歯ブラシなどを使い、力を入れすぎず優しく洗います。洗った後は、爪の周りや足の皮膚を保湿することも大切です。

爪は短く切りすぎず、足の指先と同じくらいの長さ、または指先より1~2ミリほど短い程度を目安にします。角を深く切り落とさず、やすりなどで少し整えると、爪への負担を抑えやすくなります。

歩き方と足に合ったものを見直す

足の指、特に親指まで使わずに歩いている方は少なくありません。

歩き方の癖は、姿勢の崩れやカラダのゆがみにつながることがあります。整体などで一時的に整えるだけでなく、毎日の歩き方を意識することも大切です。

姿勢や歩行を支える靴や靴下、リカバリー系のサンダルなどを上手に取り入れる方法もあります。ただし、体感や足の形には個人差があるため、実際に履き比べながら自分に合うものを探しましょう。

忙しい日にも続けられるむくみ対策

立ち仕事や、同じ姿勢で過ごす時間が長い方は、足のむくみも気になります。

入浴中に、ふくらはぎを下から上へ優しく流すようにマッサージすることや、休憩時に無理のない範囲で足を少し高くすることも、取り入れやすいケアです。

着圧ソックスや機能性ソックスなど、「履くだけ」で使えるものもあります。無理に特別な時間をつくるより、毎日の生活の中で続けられる方法を見つけることがポイントです。

痛みやトラブルは早めに専門家へ

巻き爪や皮膚のトラブルがあると、正しく歩けなくなったり、歩くことそのものを避けたりする原因になります。

痛みがある、爪や皮膚の状態が気になる、症状が長引いているといった場合は、自己判断で処置を続けず、早めに皮膚科などの医療機関へ相談しましょう。

フットケアサロンを利用する場合は、爪を整えるだけでなく、靴や歩き方まで含めて相談できるかどうかを確認すると安心です。

おとな美人にこそ、足のケアを

年齢を重ねると、足の皮膚や爪の状態だけでなく、筋力や関節の動きなどにも変化が生じやすくなります。足元の小さな違和感を「年齢のせいだから」と、そのままにしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、これからも自分の足で行きたい場所へ行き、自分らしい生活を続けるために、足のケアはとても大切です。

きれいなネイルを楽しむことも、清潔にすることも、保湿することも、自分に合った靴を選ぶことも、すべて自分のカラダをいたわるケアです。

おとな美人世代にこそ、ときどき足に触れ、爪や皮膚の状態を見て、今の自分の足の声を聞いていただきたいと思います。

お話を伺った方

門間公実さん
看護師/福祉爪ケア専門士®

約15年間の病院勤務を通じて多くのフットトラブルに接し、フットケアと介護美容を学ぶ。現在は病院に勤務しながら、高齢者施設などでフットケア、福祉ネイル、レクリエーションなどを実施。美容の力を通じて、シニア世代を中心とした啓発活動にも取り組んでいる。

掲載情報

『THE PROFESSIONAL WEDDING』2025年冬号
連載「ココロとカラダの保健室×美人化計画」